ずいずいずっころばし
今日の『癒しのことば』Vol.153 から転載
「みんなちがって、みんないい」
-- 金子みすず(詩人)--
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「私は、人よりも劣っている……」
と劣等感の悩みを、よく口にする人がいますが、そういう人に限って本当は
うぬぼれが強い人が多いようです。
そんな人は、ものごとがうまくいっているときには、自分は人よりもすぐれ
ていると思いこみ、まわりの人を見下してしまいがちになります。
逆に、ちょっとうまくいかないと、
「やっぱり自分はダメなんだ……」
と落ち込んでしまいます。
だから、心が傷つくのを恐れて、はじめから「自分は劣っているんだ」と、
自分に言い聞かせているのです。
そう思っていれば、うまくいかないのは当然だと、自分を正当化できますよ
ね。
あるいは、世の中に背を向けるような態度をとっている人ほど、世俗的な成
功に対する欲望が強いということも言えるようです。
人よりも欲望が強いから、それが満たされないときには、普通の人以上に、
深く傷つくことになります。
それを避けて自分の心を守るために、世俗的な成功に関心が無いようなポー
ズをとっているというケースが多いのではないでしょうか。
人間の心理とは面白いもので、いちばん軽蔑していたり、否定しているもの
が、自分がいちばん望んでいるものだということがよくあるようです。
これは潜在意識的な自己防衛の手段なのでしょうが、これでは心が深く傷つ
くことは防げても、とても自分を小さく制限してしまうことになってしまい
ますよね。
こういう葛藤に悩んでいる人に共通していることは、ものごとを1面からし
か見ていないという傾向があるということです。
いいものか悪いもの、「はい」か「いいえ」、合格か不合格、黒か白・・・
そんなふうに、どちらかの面だけを見てしまっているようです。
劣等感もうぬぼれも、ものの1つの面ですし、世俗的な成功と失敗も、もの
の1つの面にしかすぎません。
でも、3次元の世界に生きている我々には、すべてのものは、YESかNOのどちらかの2面で割り切れるものではありません。その間には、さまざまな面が存在するのです。
そして、すべての面が,そのものが存在するために必要なのです。
そのいろいろな面を見て受け入れることができれば、私たちの世界も広がり、もっともっといろいろなことが見えてきます。そして、本当に楽に生きていくことができるようになるでしょう。
世の中には、いろんな人がいます。
そのすべての人が、いろんな面をもって輝いています。
もちろん長所もあれば短所もあります。
だからすばらしいのです。
みんなちがって、みんないい。
もちろん、あなただって……
@ 患者さんにはいろんな人がいます。
どこかが悪い、痛い、苦しいから来られるわけですから、病気の一因のこころの短所がとっても目立ちます。
病気がなかった頃には、きっとその人にもステキな長所が輝いていたんだろうけど。
病気になってしまうと、ダークサイドに飲み込まれてしまって、こころ真っ暗になってしまいます。
でもね・・・
真っ暗な夜空だからこそ、小さく弱いかもしれないけど、キラキラ輝く星があるはずなんですね。
それが見えないのは、わたしが目を閉じているからだよね。
・・・・
はい、閉じてます。自分の中にある嫌なもの:いちばん軽蔑していたり、否定しているものが、自分がいちばん望んでいるもの を見たくないから、目を閉じていましたね。
今は少なくなったけど、やっぱり、まだありましたよ。
今日、この言葉を読んでいて、振り返ってみて、ある・ある・ある・・・。
それは患者さんのこころをどこかでコントロールしようとしていたり、ムムとなったり、逆にハイテンションで迎え入れたり・・・。
夜空が曇っていても、雨が降っていても、雲の上にこころの目を持っていって、キラキラ星を見るのが得意じゃん?
神さまは優しいですね。
こうやって、ちゃんと気づかせてくれるんだから。
だから、今日もいかされているんだね。
みなさん、ありがとうございます。
(実は、さっき、お年寄りの肺ガンが見つかった説明を息子さんにしていて、最初から偉いケンカゴシで責められたもので、しっかり防御しながら対応してました。何か、どっか虚しくて・・・愛ある医療って何なのさ? なんて思っていたけど、はい、こうやってブツブツ書いていて、なんだか一歩前進できたように感じてます。思い込みは怖いですね。直感と共感が大切ですよ、と言いながら、こうやって見事にドツボにはまってしまうのですから。でも、大丈夫。神さまはドツボに突き落とすけど、ちゃんとハシゴもかけてくれてますからね。いやぁ、今日も「日々是好日」也)
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